環境市民ネットワーク天理(活動紹介/ふるさと大和川 源流体験ツアー)
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産業廃棄物問題に対する提言についての活動

2004年11月23日 天理市のゴミの減量化について考える討論会
2004年2月8日 『市民の水源を守ろう-天理ダム周辺のごみ・不法投棄の現状調査』
                    

天理ダムの水があぶない

天理市民の水がめ「天理ダム」の水があぶない
~天理ダムの上流に建設予定の
     産業廃棄物最終処分場の問題とは~
 みなさまもテレビ・新聞の報道や天理市の広報紙「町から町へ」などでご存じのように、市民の飲み水(上水道)の水源の一つである天理ダムの上流、天理市苣原町に、大規模な産業廃棄物処理施設の設置許可の申請がなされていましたが、平成13年2月20日、奈良県はその設置を許可しました。この産業廃棄物処理施設の設置計画に対して、天理市や市議会は当初から反対意見を提出するなど反対の姿勢を示してきました。しかし、これらの意見を無視するような形で許可がなされ、市や市議会はもとより、多くの団体や市民が許可の撤回を求めています。




 環境市民ネットワークでも、このことについて話し合ってきました。天理市民の将来の水環境や生活環境を考えた場合、この計画を容認することはできません。環境市民ネットワーク天理としても設置には絶対に反対です。  ここでは、今回の産業廃棄物処理施設(安定型最終処分場)のどこに問題があるのか。市民の皆様に理解していただけるよう、できるだけわかりやすく説明をしてみました。なお、説明にあたっては関係資料をもとにしていますが、現時点では予測で説明せざるをえない部分があります。

○どこに計画されているのですか?  産業廃棄物処理施設は、天理市の市街地を流れる布留川上流にある天理ダムのさらに上流、天理市苣原町の山間部に計画されています。
 苣原町は、国道25号線ぞいにある戸数40戸あまりの山村集落です。この集落のすぐ上流に、今回の産業廃棄物処理施設が計画されています。なお、この予定地には、すでに山を崩して作られた残土の埋め立てによって、いくつもの小山が高くそびえています。
 苣原町は、今でも、夏にはゲンジボタルやヘイケボタルがたくさん飛び交い、小川にはドジョウやカワニナなどが生息しているなど、失われつつある日本の里山の自然がかなり残されているのどかな山村です。
 もし、大規模な処理施設ができて、指摘されているような汚水や有毒物質が流れ出た場合、それは苣原町の中央を流れる小川に流入することになり、周囲の土壌や田畑も汚染されて影響が出るものと思われます。そして、下流の天理ダムにも流れ込むことになります。上水道の  約34%を天理ダムから取水している天理市民にとっては、命にかかわる深刻な問題が発生することが予想されます。

○どんな処理施設ができるのですか?  計画されている産業廃棄物処理施設は、産業廃棄物の「安定型最終処分場」といわれる施設です。事業所などで出された廃棄物を産業廃棄物といいますが、その中で、安定5品目といわれる廃棄物が埋め立てられる計画です。
 産業廃棄物の最終処理施設は、廃棄物の内容によって、次の3つの型に分けられます。その中で、今回は?の安定型最終処分場が計画されているのですが、奈良県は汚水等の流出を懸念して?の管理型のしくみを一部取り入れることを許可の条件にしています。


■安定型最終処分場
安定5品目の廃棄物を処理する施設で、汚水や有毒物質はいっさい出ないことになっています。


■管理型最終処分場
有害物質の溶出試験をしなければならない廃棄物や安定5品目の中で有害物質が混入している廃棄物などを処理する施設です。


■遮断型最終処分場
有害物質の溶出試験の結果、判定基準を超えた廃棄物を処理をする施設です。今のところ奈良県にはないそうです。

○安定5品目ってなんですか?  安定5品目とは、事業所が出す廃棄物の中で次のものをいいます。
     廃プラスチック  ゴムくず  金属くず ガラスおよび陶磁器くず  建設廃材
 安定という名がついているように、地中に埋めても汚水や有毒物質はいっさい出ない廃棄物のことです。ですから、処分場には堤と囲いがあるくらいです。しかし、最近の調査では、安定5品目の廃プラスチックの中には、環境ホルモンの1種が溶けだして地下水や川を汚染する場合があるという報告もあります。
 また、別のところでも触れますが、安定5品目として埋め立てられた廃棄物の中に、5品目以外の廃棄物が混入していることが指摘されています。安定5品目からそれ以外の廃棄物を取り除くことは、不可能に近いと言われています。
 なお、新しい法律では、少しでも5品目以外の廃棄物が含まれている場合は、5品目とは扱わずに処理するように指示されています。
○どれぐらいの規模の施設が計画されているのですか?  天理市苣原地区に計画されている産業廃棄物処理施設は、安定5品目を扱う安定型最終処分場で、次のように非常に大規模な施設と考えられます。
   埋め立て面積・・・・・・・・・・・  51,219平方メートル
   埋め立て容量・・・・・・・・・・・ 681,200立方メートル
 その内、廃棄物の埋め立て容量・・・ 545,000立方メートル

 数字だけでは、ぴんとこないと思われますので、もし、甲子園球場を施設にたとえますと、約15mの高さがある外野スタンドの上までいっぱいに、しかも「てんこもり」にした量が約50万立方メートルです。また、産廃のひどい不法投棄で有名になった香川県の豊島(てしま)で投棄された廃棄物も約50万立方メートルですので、ほぼ同じ量に当たります。 


香川県豊島の投棄現場(津川敬著「ごみ処分」より

○なぜ問題があるのですか?  天理市が市内全戸に配布した「町から町へ」の折り込みチラシによりますと、問題点として次の3点があげられています。
 1・安定5品目として大量に搬入される廃棄物に対し、有害物の付着混入まで検査することは、物理的に不可能である。
 2・条件となった「遮水シート」については、シートの強度、耐用年数に疑問が残る。埋立物の突起やシートの劣化によってシートが破断すれば、土壌や地下水に直接、有害物質が浸透する危険がある。
 3・廃棄物の埋め立てを終了し、処分場が廃止された後、年月が経過してから発生しがちな水質や土壌の環境汚染に対する管理責任が極めてあいまいであり、地元に大きな負担が残ってくる。

 以上が、天理市が問題にしている主な点です。安定型の最終処分場であるにもかかわらず、このような問題点が出るのは、次に示しますように、現実に奈良県内で埋め立てが進行している安定型最終処分場でさまざまな問題が起きており、その問題点の改善が非常に難しいことが何よりの根拠です。

○なぜ、新しい法律ではなく古い法律が適用されるのですか?  今回、奈良県は、産業廃棄物処理施設の許可を2年あまり前までのいわゆる旧法に基づいて行いました。これは、産業廃棄物処理業者が、旧法から新法への切り替えの直前に許可申請の手続きをしたために、法的には旧法で処理することとなったものですが、ざる法と言われた旧法と新法の違いは非常に大きく、もし、新法が適用されていたら、苣原の処理施設の設置許可は無 かったでしょう。
 国は、平成10年6月17日に、産業廃棄物処理法を改正しました。これは、産業廃棄物処理に関するトラブルが多発するようになり、世論におされた形で、処分場の設置には、旧法にはなかったいくつかの条件を付け加えました。主な改正点は、地元市町村長の意見書と環境アセスメントが義務づけられたこと、そして、処分される廃棄物の内容の確認や処理方法についてもかなり厳格なものとなりました。
 今回、施設設置の許可申請をした業者は、この厳しくなった新法の適用を逃れるために、旧法から新法への切り替えのわずか2日前に駆け込み申請をしたのではないかと言われています。住民の生命や環境にかかわる重要な問題が、法の網をくぐるような形で許可されたことに怒りをおぼえます。この問題について新しく監督官庁となった環境省は、新法への改正の趣旨を正しく判断され、毅然とした対応をされるよう求めるものです。
 
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県内の安定型最終処理場では、様々な問題が発生

奈良県内の安定型最終処分場と言われる施設で、さまざまな問題が発生しています。その中で、室生村と西吉野村の例を紹介しますが、桜井市でも問題になっています。
○室生村の場合  室生村の北端の染田と多田という二つの地区に、1992年に最初の処分場がつくられました。以来、この地区の住民にとっては悪夢の日々が続くことになりました。明らかに安定品目とは思われない廃棄物が連日のように大型ダンプによって運ばれ、悪臭や汚水に悩まされる日々が続いています。

○西吉野村奥谷地区の場合  西吉野村の奥谷地区に安定5品目を埋め立てて宅地造成をするというふれ込みで、1989年に最初の産業廃棄物の投棄が始まりました。この業者はその後も違法行為を繰り返しました。これに対して、住民は裁判に訴え、勝訴しました。 積み上げられた廃棄物は高さ100mにもなり「産廃ピラミッド」とも呼ばれていました。

○残土にも問題点が多い  専門家の研究によりますと、残土にもかなりの問題があると指摘されています。残土は、建設工事などにともなって生じた余剰の土砂や岩石などを言いますが、そもそもその土砂がどんな状態のものであったのか、わからないことが多いのです。工場の埋め立て地から多量の六価クロムという有毒物質が発見されたことも記憶にあります。
 残土そのものは無害と考えられ、経済活動の発展とともに各地で多くの埋め立てが行われてきました。しかし、この残土の中に有害な物質が混入することが指摘されるようになり、残土についても実態をつかんで適切な対応が望まれています。
 天理ダムに流れ込む支流の谷でも、休耕田が次々と残土などによって埋め立てられています。この残土と言われるものの中に有害な物質が含まれいないか心配になります。


○天理の水はおいしいと思いますか?  みなさんは、毎日使っている天理の水道水はおいしいと思われますか。「大阪の水と比べると、まだましだ。」と思っておられる方も多いと思われますが、そんなことは言っておれない現状があることもわかりました。
 大阪の水道水と比べるとカビ臭さはないようですが、発ガン性があると言われているトリハロメタンという物質は、天理市の水からも見つかっています。その値も、最近1年間の豊井浄水場での平均値は31μg/lと、大阪市と変わらないかやや多いくらいだそうです。
 トリハロメタンは、水の中の有機物と塩素との反応によってできる物質のことです。トリハロメタンの値は、原水の汚れを表す一つのめやすになっています。きれいに思われる天理ダムの水もかなり汚れが進んでいると考えた 方が良いようです。
 これで上流に産業廃棄物最終処分場ができてさらに汚れが進むようになると、水道水としては使えなくなる日が来るのかもしれません。これ以上汚さないよう、水源を大切に管理する必要があります。
○天理の水道水は、どこが水源になっているのですか?  天理市の上水道の水源は、次の3つです。
    豊井浄水場・・・・天理ダムから取水しています。
    杣之内浄水場・・・地下水を汲み上げて取水しています。
    県水受水池・・・・室生ダムなどからの県営水道から取水して
             います。
 


豊井浄水場

天理ダムは、奈良県が布留川の総合開発事業として建設したダムで、昭和54年に完成しました。大和川流域の急激な宅地開発によって暴れ川となっていた大和川の治水対策が課題となっていました。天理ダムの主な目的は、洪水調節と農地防災ですが、天理市の上水道、さらに河川維持用水として使われています。
 これが「天理ダムは市民の水がめ」と言われるゆえんですが、ダムの上流には集落もあり、生活排水が流入しています。また、近年、ダム上流の田畑が次々と休耕田に変わりつつあり、そこに残土の埋め立てやごみの不法投棄などが起こるようになってきました。市では、農村集落の下水道普及を進めると共に不法投棄にはパトロールを行って水源を守る努力をされていますが、難しい問題もあるようです。
  

○どうしたら市民の水源を守れるのでしょうか?  まずは、今回の産業廃棄物処理施設計画の許可を奈良県が撤回するよう市民みんなが理解し、努力することでしょうか。しかし、産業廃棄物だけでなく、一般廃棄物など、いわゆるごみ問題の根本的な解決無くしては問題解決を先送りすることになります。   産業廃棄物処理施設の問題以外に、天理ダム周辺の環境の現状や私たちの生活から考えられることをまとめてみました。

 1・私たちが、ごみが出ない生活、あるいはできるだけ少なくする生活に考え方を変える。そのためには、少しは今よりも不便になるでしょうし、そのための費用も必要でしょう。便利さと安さを追い求める生活には限界がきているように思われます。物を大切に長く使うという考え方が昔はありました。「もったいない」という心を見直す必要がありそうです。

 2・ごみを川や山、そして道ばたに捨てない。昔から日本にはごみを川に流す風習があり、川にはそれらをきれいにする力がありました。今のごみは川の力ではきれいにできないものが多く、また量があまりに多すぎます。天理ダムの周辺や林道のあちこちにごみが捨てられています。だれが捨てるのでしょうか。4月からの家電リサイクル法の施行によって、家電ごみの不法投棄が増えないようにと祈らざるをえません。

 3・自然や環境の変化をしっかり見抜く力をつける。知らない間に、環境という言葉がテレビや新聞で毎日のように見聞きする時代になってきました。それほど問題は多いのでしょうが、私たちはどれだけそのことを自分のことと感じているでしょうか。何かおかしいな、何か変わったなと感じることがあったら、なぜだろうと考えてみたいものです。天理ダムや布留川、そして天理の町も、昔とはすっかり変わってきたそうです。

 4・山の緑や水の大切さを考え直す。深い森は水をたくわえ、水を浄化し、生き物を育むと言います。その緑が失われていっています。天理ダムの上流では山が削られて、その跡に残土が高く積み上げられていっています。そこには、帰化植物のような雑草ははえても、どんぐりのなるような木は育ちません。水を守るには、森を大切にすることです。そのために、ダムの周囲は森で囲むようにすることがよいのではないかと思います。この試みは、いろんな所で実行されるようになりました。

 5・水の大切さ、森の大切さ、命の大切さ、人は自然によって生かされているということを子どもたちにしっかり伝える。

 私たちの生活は、自然や季節の変化を忘れさせるような毎日です。子どもたちも、部屋の中でゲームに夢中になったり、塾通いなどで忙しい生活を送っています。自然は好きなように管理すればよいといった考え方さえ出てきています。人のおごりや欲、今風に言うと「自己中」と言うのだそうですが、悲しい言葉が流行しています。昔から日本人は「人は自然によって生かされている」という考え方を持ち続けてきたのですが、すっかり忘れ去られようとしています。もう一度この謙虚な考え方を見直し、次の世代につないでいきたいものです。
   最後にずいぶんえらそうなことを書いてまとめとしてしまいましたが、「環境市民ネットワーク天理」は、今回の廃棄物処理施設の問題を機会に、これからの私たちの生活の在り方について、みなさんといしょに真剣に考えることができるようになればいいなと思います。
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天理市水道資源保護条例とは

天理市水道水源保護条例とは?  みなさまもテレビ・新聞の報道や天理市の広報紙「町から町へ」などでご存じのように、市民の飲み水(上水道)の水源の一つである天理ダムの上流、天理市苣原(ちしゃわら)町に、大規模な産業廃棄物処理施設の設置許可の申請がなされていましたが、平成13年2月20日、奈良県はその設置を許可しました。
 この産業廃棄物処理施設の設置計画に対して、天理市や市議会は当初から反対意見を提出するなど反対の姿勢を示してきました。しかし、これらの意見を無視するような形で許可がなされ、市や市議会はもとより、多くの団体や市民が許可の撤回を求めています。
 去る平成14年6月の定例市議会において、「天理市水道水源保護条例」が可決され、6月25日に公布されました。ここでは、水道水源保護条例とはどんな条例なのか、簡単に説明をしてみました。なお、説明にあたっては関係資料をもとにしていますが、専門的で難しい箇所も多いために、概略だけにとどめました。


◇ どんな目的の条例ですか?  天理市民が使っている水道の水源には、次の三つがあります。また、その割合は次のとおりです。

    県営水道 ・・・・・・約60%
    天理ダム ・・・・・・約30%
    井戸水(12カ所)・・約10%

 この内、天理ダムの水源を守る目的で作られたのが「天理市水道水源保護条例」です。
 天理ダムの水は、今でもそんなにきれいだとは言えません。天理ダムから取水する源水の水質は、淀川から取水している大阪の場合とあまり変わらないとも言われています。その天理ダムの上流に大規模な「安定型産業廃棄物処分施設」が建設される計画が持ち上がり、水源の汚染が心配される事態になってきました。この処分施設の建設撤回をもとめるため、また将来にわたって水源の保全を目的に条例が作られました。


◇ どんな決まりがあるのですか?  天理市は、水源の保護のために必要なことをしなければなりません。
 市民や事業者は、市が実施する水源の保護のための施策に協力することになります。
 特に、事業者は、指定された水源保護地域の中で水源を汚染する可能性があると思われる次の事業をする場合は、厳しく制限されていますので、水源の保護に必要な措置を行わなければなりません。

   ゴルフ場
   一般廃棄物最終処分場
   産業廃棄物最終処分場
   砕石場
   残土処分場
   その他水源の水質・水量に影響を及ぼすおそれのある事業所で別に定めるもの

 もし、事業内容が規制事業に該当すると判定された場合は、事業を行うことはできません。違反すると、中止命令が出されたり、処罰されたりすることになります。


 
◇ 水源保護地域が指定されました  水源の保護のために、天理ダムに水が流入する地域が「水源保護地域」として指定されました。地域の指定は、天理市水道水源保護審議会をへて行われました。
 天理ダムに流入している藤井川、仁興川、苣原川、長滝川の4つの大きな川と、流入するすべての小川の流域が対象となりました。
 指定にあたっては、地元の土地所有者だけでなく広く市民の意見が参考にされました。
 水源保護地域の面積は、全部で約10.72平方キロメートルに及びます。地域の略図を参考にしてください。


 
◇ 水道水源保護審議会とは?  水源の保護と水道事業がスムーズに行われるために、天理市水道水源保護審議会が設置されます。審議委員には、水源などについての専門家や市議会、市民の代表者などで約10名で構成されます。
 審議会では、水源保護地域の指定に関すること、水源の水質及び水量への影響を評価する基準や基準に基づいた調査・審議、規制対象事業場に該当するかどうかの判定に関することなどが審議されます。


 
◇ 保護条例で産廃処分施設は建設ができなくなる?  今回の水道水源保護条例は、天理ダム上流に建設が予定されている「安定型産業廃棄物最終処分施設」の計画撤回が目的で制定されたものです。そして、新しい条例は、この施設にも適用できると考えられていますが、法律的な解釈も立場が異なるとさまざまなあるようで、そう簡単にはいかないようです。今後、関係者間で検討や議論がなされていくことと思われます。
 しかし、少なくとも、今後、新しく産廃処分場などが保護地域内に勝手に作られることはなくなります。水源の保護にとって、画期的なことと言えます。ただし、条例ができても、それをうまく運用しないと、ただの紙切れになってしまいます。今後ともしっかり、市民が監視していくことが大切です。
 また、この条例で規制できるのは、広さが1000平方メートル以上のものに限られます。1000平方メートルと言えば、たとえば20m×50m、かなりの広さとなります。ということは、小規模な場合は、従来どおりということになります。もう少し、規制を厳しくすべきではなかったかと思われますが、問題点は残されたままです。


水質の悪化が心配される天理ダム

 
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産業廃棄物に対する提言

          

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